権力者の苦渋について考えさせられる


写真は「エース」初夏号の表紙です。いつも表紙を描いていて、
今回は初夏らしくツバメにしてみました。今年は春が遅かった
のですが、ツバメに関して言えば、4月のめずらしくあたたかかった
日に宮ヶ瀬のほうにドライブに行ったときに、たくさん見ました。
この辺に上陸してきたばっかりだったのか、心なしか「やってきたヨー、
楽しいヨー」とばかりに浮かれていたように見えなくも無かった
のですが、いや~、それからまた一ヶ月寒かったこと。
今頃彼らは元気にしてるでしょうか。

ところで今TVでスターウォーズを見てるのですが、シリーズ
通して言えるのは、皇帝の努力が涙ぐましすぎるというか、
無駄な根回ししすぎというか、もう陰謀のための陰謀を練ってる
というか、もっとストレートかつ短時間で済む侵略方法あった
よね、さらに言えば、宇宙を我が物にした後の皇帝の生活が
地味すぎてつまらなそう過ぎる、パルパティーンでいたときの
ほうがよっぽど血色良くて健康状態も良好、毎日楽しく俺の
人生輝いてたよね、というような事を感じずにはいられませんね。
私が宇宙征服した暁には、部屋中に猫をはべらせて、
ビール飲み放題。宇宙中から一番賢い人を登用して
永遠の平和政治の推進。決して「すぐ落っこちたら無限
の奈落」みたいな危険な場所に住んで渋い顔のオッサン
どもにまみれて一日中策略について考えて過ごしてなんか
いないはずです。
でも、俺ががんばらなきゃ、この宇宙は一体どうなって
しまうんだ。そんな義務感に突き動かされて日々激務を
こなしていたに違いありません。俺ががんばらなきゃ・・・、
イウォークどもが楽しくやってるお気楽宇宙が展開される
だけなのですが。思い込みの責任感も良し悪しですね。
どうなんでしょうね。
あと、征服の策略の過程としてジャージャービンクスが傍にいる
期間があったわけですが、私だったらその時点で宇宙征服
挫折です。ありゃウザすぎる。

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