素敵すぎるグランヴィル


↑図録もカラーふんだんで豪華、マストバイです。


北風ぴぃぷぅ吹きすさぶ中、練馬区美術館
に「鹿島茂コレクション1 グランヴィル−
19世紀フランス幻想版画展」を見に行って
みました。個人のコレクションだから、そんなに
たくさん点数はないのかな、なんて、ごめんなさい
ごめんなさい、私がナメてました。何この点数!
この状態の良さ!素晴らしすぎる。というか、
鹿島茂さんのおうちは一体どんな事になってるの。

という訳でグランヴィルですが、前半の動物戯画的
作品から、最晩年の幻想世界までたっぷり堪能
いたしました。大興奮です。ポストカードとか
全種類買いたかった。特に後期の幻想的な画風が
好きですね。私はグランヴィルについて、外国の
ウェブサイトとか、幻想文学案内的な本にわずかに
紹介されている作品とかでしか知らず、作品の
全貌はもちろんですが、人となりもよく知らなかった
のですが、愉快で美しい画風とは裏腹に、彼の人生は
けっこうつらく短いものだったようで、今回
そういったバックグラウンドも知る事が出来、
非常に興味深かったです。
欲を言えば、Les Etoiles(アクサンのMacでの
変換方法が分からない(^_^;)の挿絵を全部
見たかったなあ。
Les fleurs Animées(このアクサンはコピペ)
とかなんか、完全復刻版で出るといいのになあ。
きっと園芸家が買う筈(?)。

で、この展覧会「鹿島茂コレクション"1"」ですよ、
じゃ、次回はナニ?と美術館員さんに聞いたら来年で、
ジョルジュ・バルビエらしいです。きゃー。
というか、もういっそ鹿島茂さんのお宅に行けたら
そこはユートピアなんではなかろうか。
渡辺篤史さんに行ってもらいたい(趣旨違うけど)。
そういえば、その練馬区美術館で鹿島茂さん訳の
「作家の家」という本も売ってて、それも欲しかった
けど重いのでとりあえずあきらめました、が、
書いてたらやっぱり欲しくなってきたので
後でAMAZON見にいこうっと(^_^;)

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