最近の仕事紹介と、非常事態とは

こんにちは。コロナウィルスの件で不穏な日々ですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。さて、最近の仕事の紹介です。

婦人公論さんでの連載のここ最近2回から。


ニューヨークでは近頃、牛乳の環境負荷問題が知られるようになり、また動物権利についての理解の高まりもあり、より地球環境と動物に配慮した選択肢のプラントベースの食品を選ぶ人が増加して、企業も対応を増やしているというお話です。わたしは個人的に今あげたそれらの問題の事が気になって10年以上前から基本的にベジタリアン、最近はヴィーガンをしているので、こうした風潮になってくれるのはうれしいですね。地球環境を守る、というと漠然として何をしていいか分からないなあと途方に暮れがちですが、実際に環境負荷の低い選択肢が身近に増えれば、気軽にそっちを選んでくれる人も増え、実効的な解決が近づくのではないかと思います。まだまだいろんな矛盾がありますが、問題を考える人が増えれば解決方法も増えてくるのではないかと思いますので、大変明るいニュースではないかと思います。

せっかくなんで、本文中に出てくるホアキン・フェニックスさんのアカデミー賞でのスピーチと、肉食と環境の問題が簡単にわかるビデオも紹介しておきますね。

お兄さんのリバー・フェニックスさんの一節を紹介する前に、感極まって口ごもってしまうのを見て、じんとしてしまいました。

こちらは2分30秒で分かります。もっと詳しく知りたい方は、「カウスピラシー」やレオナルド・ディカプリオ主演の「地球が壊れる前に」などのドキュメンタリー映画もオススメです。


また、上記の記事と深いつながりなのが、こちらの記事。


記憶にも新しいオーストラリアの森林火災。なんと10億匹以上もの動物が火災で死んでしまったそうですし、生息域を奪われてこれからもまだまだ被害が拡大しそうです。この火災も気候変動の影響が大きく、もうわたしたちは本気で自分達の生活様式をもっと持続可能にする必要がありますね。気候危機ストライキのように政治や企業の変革を促す大きな行動も必要ですし、肉食削減だけでなく飛行機利用の縮小、プラごみ削減なども個人にできる取り組みですよね。このまま対策しないとわたしが生きてるうちに、コアラもいなくなって、アマゾンの熱帯雨林も消滅して南極の氷が溶けてしまってベネチアなども沈んだり、サンゴ礁もなくなる、そして今回のコロナウィルスのような感染症の蔓延や干ばつによる食料危機も起こったり、そういうのが結構現実的らしいんでその事を考えるとかなり悲しいです。非常事態の中にいるのに、変わらない日常を生きてしまってる自分達に焦るんですが、焦っても事が巨大なんで、つい途方に暮れてしまいますね。いやいや、まだ間に合うので、取り組みが進んでほしいです。ほんとに。婦人公論さんのこのコーナーでも、最近は環境問題を取り上げる事が多くなりました。前回はオランダで、墓石(!)をリサイクルするというお話でしたし...。世界的に環境意識が高まっているようで、そこは希望が持てますね。


さて、脱線しましたが💦仕事の紹介に戻ります。






「ねこのきもち」の3月号、4月号の連続特集で、災害時に猫と一緒に避難する事を考える問題を取り上げていて、その挿絵を描きました。備えあれば憂いなし、世の中が不安定になってきている現在、真剣に考えないといけないですよね。大事な家族である伴侶動物を守り、また自分だけでなく他の人とも助け合える余裕を持てるよう、日頃から何を備えるべきか考えとかないと...。しかし、災害だけでなく、伝染病の蔓延で家にこもる必要が出てくるという非常事態まで起こりかねないとは、昔は全然考えてもみませんでした。というか、ついこないだまでトイレットペーパーが消え失せる世の中になると思ってもいなかったんですよね。うーん。いや、でも、冷戦時代には家に核シェルターとか作っちゃった人もいたみたい(アメリカとかですが)ですし、いつの時代も平穏な日常というのは得難い大切なものなのかも。

まだあれこれ紹介したい仕事があるんですが、長くなったんで今回はとりあえずここまでで。

コメント